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2020/01/20 17:07

20201月号

前向きな生き方


 出藍という言葉を知っておられると思いますが、この意味は弟子が師よりもすぐれた才能をあらわし、師を乗り越えるたとえで、青色の染料は藍(あい)から取るものだが、もとの藍の葉より青くなることを示しています。

 今回は出藍にちなんで、価値ある前向きな生き方について考えてみたい。

 常に前向きな生き方は、人生を豊かにし、充実した、成功に導く秘訣であります。

しかしながらこの生き方はあたかも北風が吹いているときに、その風をまともに受け、前進する行動なので、決して楽な行為ではありません。

 さらに前向きな生き方はけっして他の人から指示されて、成就するものでもありません。

 例えば、成績をあげるためにはよい先生について学んでいくことが実力アップの方法ですし、素晴らしいコーチの基で、その人の体育的能力は開花されます。

 しかし、前向きな生き方はその人の内面から顕現してくる意志から発する、個人発の事象です。

 科学技術が発達し、AIによる便利快適な世の中、遺伝子組み換え等によって、人間の意志にすりあわせた生物の誕生、ロボットによる、人間の活動の補助をする科学技術の発達は、人間の活動範囲を拡大する事に大きく貢献しています。

 こんな時代だから、人間発の自発的能動的強い意志を前の時代よりもさらに強化する方法を考えていかねばならない。

 つまり、前向きな人生とは内発の強い意志から出てくるのです。

 そのような意志は以下の条件を備えて現実に顕現します。

第1に何事も感謝の精神を保つ。

2に愚痴を言わない。

第3に利他の精神で行動する。

第4に遭遇する挫折にプラスの意味づけができる。→不屈の闘志。

第5に貨幣への位置付けが適切である。

  →生き方の価値をどこに置くかでその人の値打ちは決定される。

第6に健康な身体を保持する。

  →豊かなる感性、思考、ロマンは健康な体が前提条件です。

  →逆に、その人の精神の気迫が健康な身体を創っていく。

第7に自己満足せず、常に自己啓発する。

  →少し成功すると、満足してしまう。

  →歩(あゆみ)を止めない。

  →常に前進して行こうとする気迫が大事。

 

 このような条件の生き方は局地的な執着心にこだわる事なく、大局観を維持し、充実し、生きる喜びにあふれる生命状況を確保します。

 お金、情報、名誉等にとらわれない、それでいて、他者のために自分が存在するという考えの中に前向きな人生が創造されるのです。

 地球の歴史の中で文明が衰退していくときに現れる現象は精神の衰退と言われていますが、その実態は、人々が自分のことしか考えない、また考えられないことが原因ではないでしょうか。

 逆に、内発の前向きの生き方は、みなぎる清新な気迫が顕現され、個々人として健康な身体を呼び寄せて、社会の繁栄が実現するのです。

 古今東西の成功者の多くはこの”あなたのため”という、利他の精神を持っています。あなたの対象は、家族であるかもしれないし、大切な人であるかもしれません。ともかく自分のためでなく、世のため、人のために戦うから、その人の通常の実力を越え、生命の奥底から沸き上がる実力を顕現するのではないでしょうか。

 話は変わりますが、DNA研究の村上和雄先生は、人間の多くの遺伝子の中で、現在働いているといわれるのは5%~10%で、大半はまったく眠ったままの状態にあると説明されています。

 つまり細胞の中の遺伝子はそのほとんどがOFF状態であり、もしON状態になったならば、潜在的能力は無限に拡がっていくのです。

 したがって私たちの脳が「前向きな生き方」と思った瞬間、人生は開けてきます。

 世の中では奇跡が時々起きます。奇跡とは大半の人が「不可能」と思う事が「可能」になることです。しかし遺伝子的に解説すると、先程説明した前向きの条件を備えたならば、私たちは皆「奇跡の人」の可能性を持って生まれてきているのです。