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2020/01/25 18:59


 英語学習指導要領が見直され、2020年から小学校・中学校での英語教育が大きく変わることになりました。 そのための移行措置として、2018年から段階的に英語活動および英語科目が導入されています。

 今回は変貌してきた、英語教育を解説して、その考え方と学ぶ意味を解説したい。

 小学校、中学校の英語教育は、おおまかに以下の4点が内容です。

 第1に、2020年から、英語教育が小学3年生からスタートします。

 第2に、小学56年生から教科として「英語」がスタートします。

 第3に、中学の英語は基本的に、すべて英語(オールイングリッシュ授業)で行われるようになります。

 第4に、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランス良く評価する。

 と掲げ、本格的に外国語の習得を目指すとしています。

 21世紀を迎え、国際交流は増加しています。 世界での出来事はタイムリーにテレビ、ラジオ、インターネットでだれもが確認し、知ることが出来るようになってきました。

 さらに交通手段の進歩によって、人の交流はより活発になってきています。世界の情報が瞬時に伝えられるようになり、「人・物・金そして情報」の流れが激しくなり、世界は身近なものとなってきました。

 そのような時代背景の中で、その国の文化、風習、考え方等を習得する事はきわめて大事な点です。

 20世紀最大の歴史学者のトインビー博士は、有名な著書「歴史の研究」のなかで、さまざまな文明が生まれ、成長し、衰退するプロセスを新文明誕生と関連して、「挑戦」と「応戦」の理論であるとしました。

 つまり、私たちは今、次のステージの舞台に立って、挑戦と応戦の戦いの渦中にあると言えます。

 その変化を左右する要件は国際感覚であり、語学習得がポイントだと思います。

 そして、語学習得の課程の中で、必然的に勉強する内容は幅広い文化、習慣、考え方の違いを習得することではないでしょうか。

 つまり、日本人の持っている宗教、文化、風俗、常識とは異なる生き方をしている世界の人々の存在を否定しない、認め合う事が大事な点です。

 21世紀に入り、人・物・金・情報の交流は、ほかの世紀では考えられないスピードを持ち始めました。その中で、私たちは語学を習得して国際感覚を育む事の大切さを認識しなければなりません。

 ポピー本部では今春の4月から、幼児、小学生を対象としたポピーKids Englishを創刊します。英語独特の感覚を幼少期に育成して、バイリンガル(二ヶ国語が自由自在に使える人のことです。)の人材を育成する基礎にしていただきたいとの願いを込めて英語教材を創刊します。

 つまり、次のステージの人材育成をする上で、多様性の人間社会を認め、相互に尊敬する社会を構築することがさらに重要になってきています。

 さらに、日本社会は、少子高齢化の時代を迎え、海外から移民を受け入れなくてはなりません。

 このような背景からも語学習得は大事であり、考え方の違う人々と協和して暮らしていくためにも、人間のコミュニケーションをとる点でもきわめて大事な要件であるといえましょう。

 2020年4月から英語が正式科目になります。(3年以上) 今回のサンプルは5年のポピーの英語ワークを紹介しています。