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2020/01/25 19:26


 寒い冬を乗り切り、桜が開花しました。 入学・進学の時期を向かえました。通勤途中にお母さん、お父さんと一緒にピカピカの1年生が学校の近くを歩いて登校しているのを見て、「おめでとう!これから頑張ってね。」と心の中でつぶやきました。
 子どもたちの清新な息吹を感じ、やる気満々な気持ちを尊重したいですね。
 今回は”今年こそ頑張ろう!”とやる気満々になっている子どもたちの意気込みに心を合わせ、どのように子育てしていくかを考えてみたい。
 第1に「忍耐強い子」になってもらいたいと思います。
 何事も”我慢強い子”はしたたかな生命力で克ち上がってきます。忍耐強いことは人間が生活する上で最も大事な資質ではないでしょうか。
 徳川家康は「人の一生というものは、重い荷を背負って遠い道を行くようなものだ。急いではいけない。」と明言しました。忍耐強いことは、これからの前途多難な人生行路の中で最も重要な人格創りと言えます。
 忍耐強い子を創るには、甘いものを与えないようにする事と、食べ残しをさせない事が肝要です。
 子どもを可愛いといって、ジュースを与え、アイスクリームを与え、ラーメンを与え、お菓子を与えることによって、その子の精神はただ甘えるだけになります。その結果自立した人格を強力に阻害します。
 前脳に存在する神経細胞の側坐核(そくざかく)は報酬、快感、嗜癖(しへき))、恐怖などに重要な役割を果たすと考えられます。またこの部位の働きが強い者ほど嘘をつきやすいことが京都大学の研究グループによって突き止められています。 砂糖を多量に摂取する事により上記の感情に影響を与え、何事もきれやすく、持続力がなくなります。
 なぜならば砂糖は合法的な麻薬だからです。
 つまり、やる気を生む、ドーパミン、セロトニン等脳内ホルモンは腸で作られますが、甘いものの原材料である漂白砂糖、人工甘味料等の食品と加工食品は腸内環境を悪玉菌優位にするため腸内環境が悪化し、脳内ホルモンが潤沢に生産されないため、すぐ諦める、きれる等の行動に繋がります。
 第2に「自発的な行動のとれる子」になってほしい。
 世に名をなした人は全て”自発能動”で人生を切り開いてきました。
 誰かに指示されて行動する”指示待ち人間”ではいけません。
 自発的に行動できる人は幼少期に全面的に自分の事を肯定してくれた人物が必ずいるものです。
 誠心誠意徳川家光に仕えた春日局、坂本龍馬に対するおとめ姉さん(乙女)等々であります。
 つまり甘やかすのではなく、何事も愛情を持って、その子の言動をじっと見守り、とがめることなく存在感を受け入れてくれ、褒めて、励ましてくれた人物がいるものです。
 このような人物がいることによって、大切な将来を担う子どもたちは自己の行動に”自信”ができ、やがて自らの意志で一人で歩き始めるものです。
 私たちの立場からすると、このような人物になるよう心がけることが大切です。
 幼少期にこんな人物を持ち得た人は幸運であり、成長するにつれて、思いやりのある、優しい人間へと成長していきます。
 第3に「好奇心あふれる子」であってほしい。
 好奇心は、書物、図鑑、地図等の世の中の仕組みを説明した事象を与えることが、育成に繋がるのではないでしょうか。
 つまり、物語風童話は原因と結果の時間軸での想像力を育成し、図鑑・地図はあらゆる事象の構造・仕組みを理解する空間軸での想像力を育成する事になり、これらの時・空間の想像力の拡がりが、強い好奇心から発信され、原動力となります。
 つまり、好奇心はこれら、読書・図鑑等が触発剤となって知識を貪欲に吸収する力なのです。
 この事を知りたい、あの事を知りたい、外界の事情も知りたいと思う積極的な磁石のごとき知的吸収力が、どんな困難な問題が眼前にあろうとも、乗り越える原動力になってきます。
 以上の3点が子どもを真に自立する方途ではないでしょうか。

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